はじめに
10年前の私は、家のことも仕事も「全部自分でやらなきゃ」と思い込んでいました。
保育園の送り迎え、掃除、洗濯、夕食の準備、明日の支度…。
夜は子どもと一緒に寝落ちして、夜中に起きて洗い物。
寝不足でぼーっとした頭のまま仕事に行って、また帰宅後は怒涛の家事。
毎日が「ただこなすだけ」の生活。
あの頃の私は、“頑張ること”が正解だと思っていたのです。
全部自分でやろうとしていた私の失敗
- 「家事育児=母親の仕事」という思い込み
- 夫に伝えるのが面倒、遠慮していた
- 祖父母にも気を使って頼れなかった
- 職場でも「任せるより自分がやった方が早い」と思っていた
その結果…
- 毎日寝不足
- 子どもにイライラ
- 自分の時間ゼロ
- 仕事のパフォーマンスも落ちる
今思えば、「もっと早く人に頼る勇気を持てていたら」と思います。
転機:少しずつ“手放す”ことを覚えた
ある日、心も体も限界がきて、夫に正直に言いました。

寝る前に洗濯物を干すのを一緒にやってくれない?
すると、思いもよらない答えが返ってきたのです。

なんで?僕だってやってるやん!
話してみると、夫の中では、電球の交換や、草花の水やりをしていることで、分担できていると思っていたようです。これは夫が「やるよ」と言ってくれるのを、私が何も言わずに待っていたことが結局原因だったということがわかりました。
思えば私は察してほしいと、独りよがりに思ってばかりだったということに気づきました。けど、みんなそんな余裕なんかない。私だってみんなのことを全て理解してるわけないし、それは当たり前のことだったのに。。
そこから私は…
- 夫に“具体的に”家事について分担を伝える
- 仕事でどうしても残業の日は、祖父母にサポートを頼む
- 職場ではどんなことでも報告して、自分一人だけの仕事を無くす
- 部下に任せるスキルを磨く
…といった、小さな“手放し”を積み重ねました。
自分時間を生んだ時短アイテム・サービスたち
これらの「外注」「自動化」も大きな転機になりました。
- オイシックス(食材宅配):買い物不要、メニューを考える手間ゼロ
- ルンバ:掃除が“ながら作業”に
- 疲れた日はお惣菜に頼る:献立に悩まず気持ちも軽く
「全部自分でやらなきゃ」は卒業して、“お金で時間を買う”選択が自分を助けてくれました。
今の私:余裕ができて見える景色
- 22:30就寝、5:30起きで朝活ウォーキング
- 自分のための勉強時間やブログ執筆の時間ができた
- 職場でもキャリアを積んで給料もアップ
- 家族旅行も年に何度か楽しめるように
- 子どもとの時間も“イライラ”より“笑顔”が増えた
これは突然手に入れたわけではありません。たくさんのトライアンドエラーを繰り返してのことです。
10年かけて、少しずつ「ラクに生きる仕組み」をつくってきた結果です。
おわりに:頑張りすぎているあなたへ
今、大変な毎日を過ごしているママたちへ。
「これを全部乗り越えるのは無理…」と思う日もありますよね。
でも、少しずつでいいんです。
1つでも「手放せること」を見つけてみてください。
私がそうだったように、未来はちゃんと変わります。
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よければあなたの“10年前”も教えてくださいね。
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