「仕事なんて、代わりはいくらでもいるやん」
妊娠初期、体調が不安定になったときに夫に言われた一言。
その時は「えっ…ひどっ」って思ったけど、正直、ハッとしました。だって、本当に代わりがいないのは、お腹の赤ちゃんの“ママ”としての私なんですよね。
そこから、私は少しずつ考えを変えていくようになりました。
頼ること、任せること、そして自分を大切にすること。
今は、朝活を楽しんだり、旅行に出かけたりできるくらい、時間の余裕ができてきました。
このブログでは、そんな私の試行錯誤と、小さな工夫をシェアしていきます。
忙しい毎日でも、自分らしく過ごしたいママたちのヒントになりますように。
はじめに:人に任せるのが苦手だった私
「人に頼むより自分でやった方が早いし、確実」
そう思って、仕事も家事も抱え込んでいた私。
でも、それが通用しなくなる瞬間が、妊娠というタイミングで訪れました。
妊娠初期の突然の出血。仕事よりも大切なものに気づいた瞬間
当時、妊娠を職場にまだ伝えていない頃、ある日突然出血してしまいました。
病院に電話すると、「明日からしばらく自宅安静にしてください」とのこと。
頭の中はぐるぐる…。
「でも、仕事が…」「私がやらなきゃ回らない…」
そんなとき、夫が放った一言に、ハッとさせられました。
「仕事なんて代わりはいるやん。でも、この子の母親は自分だけなんやで」
辛口な夫、、、、💧その言葉は少し冷たく感じたけれど、核心を突いていました。
私は、自分にしかできないと思い込んでいただけだったのです。
任せられないのは、自分の準備不足かもしれない
育児や妊娠は、突然長期でお休みしなければいけないことがよくあります。
そして、それは誰にでも起こり得ることです。
でももし、いざというとき「自分しかできない」状態だったら…。
実はそれは、ちゃんと引き継ぎしていない・頼っていない自分の責任かもしれません。
- 報告をこまめにする
- 誰でも分かる仕組みを作る
- 日頃から“任せる練習”をしておく
この3つが、いざという時に助け合えるチームを作ります。
「任せる」は負けじゃない。未来を守る選択肢
あの経験から、私は意識して“任せること”を選ぶようになりました。
職場では部下にタスクを共有し、家庭では夫や祖父母と分担を話し合う。
結果、体も心も余裕が生まれて、キャリアも前進しています。
「任せる=サボる」じゃない。
むしろ、「任せられるように整えること」が、リーダーとしても親としても大切なのだと今では思います。
おわりに:抱えすぎないで。あなたにしかできない役割のために
頑張り屋なママほど「迷惑かけたくない」と一人で抱えがち。
でも、自分が倒れてしまったら、本当に困るのは家族とあなた自身です。
あなたにしかできない役割に集中できるように、
ぜひ「任せる勇気」も大事にしてみてくださいね。
コメント